当サイトからのご挨拶 〜富山綜合法務事務所〜

事業承継とは、事業(会社)を承継することです。この承継を行うことがとても複雑で、一筋縄では運びません。後継者となる方がいる場合、後継者が不在となれば、それぞれに承継する方法は異なります。最悪の事態として会社を精算しなければならない状況になるかもしれません。会社相続問題そのものです。

オーナー企業においては、ご自身の相続問題と密接に関連しており、更に複雑度合いを高めることになります。オーナーの持株は全て相続の対象となり、遺産分割されます。遺言を作成しても、遺留分の関係などから、スムーズに進まない場合もあります。

また会社財産も遺産として分割されることになる可能性もあります。このような状況において、思い描いた通りの承継が行われない事態も予測されます。特に兄弟姉妹(相続人)が多数の場合は、相続が発端となって承継どころか、相続クーデター(乗っ取り)が行われる危険性すらあります。まさか起こり得ないと思うことが、現実的には発生します。

承継方法には、吸収分割・新設分割などの会社分割、事業譲渡などがあります。これらの手続きは、導入するのに時間を要します。時間的な余裕がある時期だからこそ、十分な方法を選択することができます。

ご自身が死ぬ日を決めることは出来ませんが、引退(承継)する日は決めることができます。予期せぬ事態を招かない為にも、スムーズに進める為にも、今から少しずつ事業承継について考え、対策を講じる必要があります。決して早すぎることはありません。思い立った日が吉日です。

事業承継と言っても、ある日いきなり承継が完了するわけではありません。時間を掛けながら少しずつ承継(権限委譲)を行うものです。

当事務所は、会社法務に精通し、中心的な業務としています。スムーズに移譲できる為の方法をご提案致します。企業それぞれ事情は異なるので、最善の方法を選択致します。事業承継に関する疑問、ご質問はお気軽にお問い合わせください。とことんお話を伺います。

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